日本の道百選 城の門筋
白壁に卯達栄華を誇るうだつ

富田林市じないまち
景観、建築様式

日本の道百選に指定されている興正寺の前の道=城の門筋から南を眺めると、この町の成立当時の姿を目の当たりにすることができます。
町のあちこちには、「あてまげの辻」と呼ばれる辻が作られています。まっすぐではなく少しずらしているため、兵士の乗る馬が立ち往生。その間に人が逃げることができる仕掛けだそうです。馬をつなぐ「こまつなぎ」を見かけることもあります。
峯風庵の斜め前にある公共施設「展望広場」からは、二上山、葛城山、金剛山が一望に見渡せます。月が美しく見えるところでもあります。

じないまちの周辺に宮大工の村があったことから、家々は様々に意匠を凝らし、立派な家が数多く残っています。
家の特徴は、木格子、虫籠窓、白壁、うだつ、忍び返し、瓦屋根、屋根の鍾馗様など。見どころが多いです。

蔵と木格子蔵と木格子
城の門筋城の門筋
忍び返し忍び返し
虫籠窓虫籠窓
町成立当時の眺め町成立当時の眺め
趣向を凝らした瓦屋根趣向を凝らした瓦屋根